国道414号静浦バイパス 1期工区 3月27日開通

 静岡県沼津土木事務所と沼津市は7日、国道414号静浦バイパスのうち、同市下香貫から同市大平の沼津大平インターチェンジ(IC)までを結ぶ第1期工区2・5キロが3月27日午後3時に開通すると発表した。海岸線を通る国道414号の渋滞解消や、同市大平地区へのアクセス向上が期待される。

静浦バイパス
静浦バイパス

 同工区は1994年に着工、2018年に沼津アルプストンネル(1・1キロ)が貫通した。ルートの一部に軟弱地盤を抱え、長さ50メートルを超えるくいを打ち込むなど、難工事となった。今回開通する区間は片側1車線で歩行者の通行も可能。
 静浦バイパスは同市下香貫と伊豆中央道長岡北IC(伊豆の国市)を結ぶ6・9キロの計画。残る4・4キロは測量を進めている。本体工事の着手や開通の時期は未定。

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