長田北小など地元児童が製作 安倍川橋100周年 感謝の竹灯籠 4月下旬ライトアップ

 静岡市は7日、7月に建設100周年を迎える安倍川橋をライトアップで祝うため、地元の小学生と協力して竹灯籠を製作した。地域を支えてきた橋に感謝を込め、子どもたちが丁寧に作業した。

完成した竹灯籠を披露する児童=静岡市駿河区の長田北小
完成した竹灯籠を披露する児童=静岡市駿河区の長田北小

 駿河区の長田北小では4年生約80人が参加した。児童は里山保全団体「アカリノワ」の大村大輔代表(47)の指導の下、同校の学区内の竹林から調達した高さ約30センチの竹筒に、用意された5種類のデザインの中から好きなものを選んで下書きした。電動ドリルで穴を開け、完成した灯籠に明かりをともすと、児童に笑顔があふれた。荒砂成吾君は「穴を開ける作業に苦労したけれど、自分たちが作った灯籠が歴史ある橋を飾れてうれしい」と話した。
 灯籠作りは、葵区の駒形小や田町小の児童も参加する。計200個を作り、4月下旬に点灯を予定する。

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