モンゴル研修生 焼津市受け入れ スポーツと教育学ぶ

 焼津市は6日、モンゴル・ウランバートル市チンゲルテイ区との覚書に基づき、同区役所職員を研修生として受け入れた。初めての試みで、区職員は13日まで同市スポーツ課に所属し、日本のスポーツや教育行政を中心に学ぶ。

中野市長(左)から辞令を受け取るシャラーさん=焼津市役所
中野市長(左)から辞令を受け取るシャラーさん=焼津市役所

 研修生は同区子ども教育課主幹のシャラー・アルタンホンダガさん。市役所で辞令交付式が行われ、中野弘道市長は「チンゲルテイ区と焼津市の交流がさらに深まっていく記念すべき日」と歓迎した。シャラーさんは同区を代表する責任をかみしめながら「1週間の貴重な時間を大切に過ごしたい」と語った。
 懇談で中野市長から焼津の印象を聞かれると、シャラーさんは障害者対応の設備について触れ「人を大切にする国だと感動した」と述べた。
 2020年1月には覚書に基づき、市職員が同区役所でスポーツ行政について研修している。

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