つるし雛 松崎町に寄贈へ 富士宮・本町商店街 レディース会が手作り

 富士宮市の本町通り商店街のおかみさんらの本町商店街レディース会が22日、富士宮市と「ヒメの里交流都市」提携を結んだ松崎町を訪問する。都市提携締結を受け、富士山本宮浅間大社の祭神・木花咲耶姫(このはなさくやひめ)をあしらったレディース会メンバーの手作りつるし雛(びな)「木の花さくや姫ひな飾り」を交流を続ける同町に届ける。

松崎町に届けるつるし雛を紹介する本町商店街レディース会メンバーら=富士宮市役所
松崎町に届けるつるし雛を紹介する本町商店街レディース会メンバーら=富士宮市役所

 つるし雛の寄贈は、両市町での都市提携を記念して市内の旅行会社が企画した22日の日帰りツアーに参加する形で同町に届ける。用意した一対のつるし雛はメンバーが商売の傍ら班ごとにパーツを制作し、一つにつないで仕上げた。サクヤヒメや富士山、鳥居が描かれた絵馬も飾った。
 7日、レディース会のメンバーが完成したつるし雛を持参し市役所を訪れ、須藤秀忠市長に同町訪問の予定を報告した。メンバーは「親戚ができたよう。つるし雛のひと針、ひと針に思いを込めた」と交流を続ける同町住民への思いを語った。
 ツアーでは一般参加者も募集中。問い合わせはふじ観光プランニング<電0544(26)6755>へ。

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