ミツマタを刈り取り 伊豆 修善寺紙の原料に

 伊豆市修善寺の伝統和紙「修善寺紙」の継承に取り組む「修善寺紙を再現する会」などはこのほど、地元の北又地区で和紙の原料になるミツマタの刈り取り作業に取り組んだ。

ミツマタを刈り取る参加者=伊豆市修善寺
ミツマタを刈り取る参加者=伊豆市修善寺

 会員のほか、修善寺紙の継承事業を担当する市地域おこし協力隊の舛田拓人さんが参加し、地元の地縁団体北又区が数年前に植樹したミツマタを刈り取った。ミツマタは「100%修善寺産」を目指す和紙作りに活用する。
 同会と舛田さんは昨年、工房近くの休耕田にミツマタを植樹した。原料になるまで成長するには2、3年かかるという。
 

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