うなぎ料理、弁当 高校生考案、商品化 遠鉄ストアや飲食店で販売へ

 浜名湖養魚漁協(浜松市西区)など産学で活動する「うなぎの街」プロジェクト実行委員会は18日から3月5日までの土日の計6日間、「第3回うな重高校創作料理フェア」を県西部の料理店10店と遠鉄ストア32店(愛知含む)で展開する。高校生が考案した特産ウナギの料理アイデアをコンテストで選考し、商品化した。フェアを前にこのほど、一部商品の試食会を中区の浜松調理菓子専門学校で開いた。

試食会で披露した2部門の最優秀作品とファン投票総合優勝作品(右)
試食会で披露した2部門の最優秀作品とファン投票総合優勝作品(右)
フェアで販売する創作料理と弁当の一部を試食した審査員=浜松市中区の浜松調理菓子専門学校
フェアで販売する創作料理と弁当の一部を試食した審査員=浜松市中区の浜松調理菓子専門学校
試食会で披露した2部門の最優秀作品とファン投票総合優勝作品(右)
フェアで販売する創作料理と弁当の一部を試食した審査員=浜松市中区の浜松調理菓子専門学校

 「頑張れ青春うなぎのぼり!大切な人に届けたい応援メッセージ料理」がテーマ。従来の「鰻創作料理」と新設した「応援うなぎ弁当」の2部門に、県西部の10校からメニュー56点が集まった。組合や小売業、経済団体、スポーツ選手など幅広い分野の審査員が動画やレシピ、食べてほしい人への思いなどを基に選考。飲食店で提供する鰻創作料理15点、遠鉄ストアで販売する弁当2点が決まった。
 試食会では、鰻創作料理の最優秀賞「うなじゃがコロッケ」(浜松湖南高)、弁当の最優秀賞「心も体もほっこり弁当」(同)のほか、ネットのファン投票総合優勝の「うなぎのからあげ」(浜松江之島高)の計3点をお披露目した。ウナギと地域食材を織り交ぜたメニューに審査員14人が舌鼓を打った。
 審査員を務めたフットサルFリーグ2部「アグレミーナ浜松」の鷲北一輝選手は「栄養バランスが考えられ、練習後に食べるのが良い。地元チームとして地域の盛り上げに協力したい」と話した。
 フェアの詳細はホームページ「浜名湖立うな重高校」に掲載している。

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