学生10団体、社会貢献語る 浜松市中区で交流イベント 外国籍児童支援など紹介
浜松市などで社会貢献活動に取り組む学生の交流イベント「浜松学生ボランティアネットワークフォーラム」が12日、同市中区の市市民協働センターで開かれた。オンラインも含めて県内外の10団体が参加し、活動内容や意義を発表した。
市内で外国籍児童の支援を行う学生団体「WISH(ウィッシュ)」のメンバーは、就学前の子と親に日本の学校生活を体験してもらうプレスクールの活動を紹介。「オンライン形式が続いていたが、子どもたちと実際に会えるようになってきた。今後も積極的に活動したい」と意気込んだ。貧困家庭の子どもにクリスマスプレゼントを贈る「チャリティーサンタ浜松支部」の関係者は「親子に特別な体験を届けたい」と語った。
フォーラムを企画、運営した団体「学生フレッシュ」の村松貴利代表(静岡産業大4年)は「コロナ禍で交流が希薄になっていたが、全国の団体とつながるきっかけを創出できた」と話した。