高校球児が児童指導 島田商高生、磐田で教室

 島田商業高硬式野球部はこのほど、磐田市駒場の竜洋海洋公園野球場で野球教室を開いた。県内の野球人口拡大を目指した取り組みで、部員36人が磐田市の少年野球チーム「竜洋スポーツ少年団」の小学生15人に野球の楽しさを伝えた。

島田商業高硬式野球部の部員とキャッチボールをする竜洋スポーツ少年団のメンバー=磐田市駒場の竜洋海洋公園野球場
島田商業高硬式野球部の部員とキャッチボールをする竜洋スポーツ少年団のメンバー=磐田市駒場の竜洋海洋公園野球場

 部員は小学生に合わせて軟式ボールを使い、キャッチボールやノックをして捕球や送球のこつを指導した。ポジションに分かれて行ったノックでは、好プレーが飛び出すと、温かい拍手や声援を送り児童を鼓舞した。同部が野球教室を行うのは2回目。横山崇監督は「野球の楽しさや面白さを感じてもらい、野球普及につなげたい」と述べ、竜洋スポーツ少年団の滑川秋光監督は「子どもたちは年齢が近いので、友達感覚で教えてもらったのでは。互いに良い機会だったはず」と話した。
 (磐田支局・崎山美穂)

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