焼津市一般会計577億円 2023年度予算案 将来投資に配分

 焼津市は15日、2023年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度当初比4・6%増の577億7600万円。市税の増収、ふるさと納税寄付金の増加を見込む。コロナ禍後を見据え、デジタル化や教育・子育てといった将来投資に重点配分した。

焼津市当初予算案の主な事業
焼津市当初予算案の主な事業
焼津市2023年度 予算案
焼津市2023年度 予算案
焼津市当初予算案の主な事業
焼津市2023年度 予算案

 特別会計と企業会計を合わせた総額は5・2%増の1138億7600万円。24日開会予定の市議会2月定例会に提出する。
 歳入の34%を占める市税は前年度当初比4%増の200億8千万円を見込む。個人市民税は景気回復に伴う給与所得増を反映し、5・7%増の74億3300万円、固定資産税は新増築家屋の増加に伴い2・8%増の92億7900万円。
 ふるさと納税寄付金は増加傾向が継続すると予想し、前年度から6億円増の72億円を計上した。市債は市役所新庁舎整備といった大型事業がほぼ完了したことから、21・1%減の20億9600万円。
 歳出は教育費や子育て関連の衛生費、経済振興策に充てる商工費をそれぞれ前年度に比べて増やした。主な事業では豊田地域交流拠点整備に4億5400万円、潮風グリーンウォーク整備に1億6千万円を充てた。

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