労働、納税、消費 子供が疑似体験 静岡市清水区でフェア

 静岡市清水区の清水法人会青年部会はこのほど、地域の小学生が地元の産業や納税など経済の仕組みについて学ぶ「こどもお仕事体験フェア」を同区の市こどもクリエイティブタウンま・あ・るで開いた。

地元企業の仕事を体験した子供たち=静岡市清水区の市こどもクリエイティブタウンま・あ・る
地元企業の仕事を体験した子供たち=静岡市清水区の市こどもクリエイティブタウンま・あ・る

 清水税務署や興津螺旋、坪井畳店などの担当者が訪れ、子供たちを対象にクイズを交えたミニ講座を開いたり、専用の機械を用いて製品の一部工程を体験してもらったりした。子供たちは労働の対価として疑似通貨800まあるを受け取り、10まあるを“納税”した。余ったお金でお菓子やジュースを購入するなどした。
 同青年部会では2012年度からフェアを開催していて、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて今回は2年ぶりの開催となった。イベントを楽しみに県外から訪れた児童もいた。

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