佐久間の魅力、映像で表現 浜松湖北高分校 学校生活や観光スポット

 浜松市天竜区佐久間町の浜松湖北高佐久間分校は16日、2年生7人が佐久間町をテーマに制作した映像作品の発表会を開いた。生徒は学校や地域の魅力を動画で表現した。

生徒が制作した動画を上映した発表会=浜松市天竜区佐久間町の浜松湖北高佐久間分校
生徒が制作した動画を上映した発表会=浜松市天竜区佐久間町の浜松湖北高佐久間分校

 地域の歴史や文化を学ぶ「地域総合類型」を選択する2年生が2グループに分かれ、映像をそれぞれ制作した。東京のIT企業「LAC(ラック)」のサポートを受け、昨年の夏休み明けから撮影と編集を開始した。
 発表会では、2グループが制作した約3分の動画2本を上映した。ラックの担当者もオンラインで動画を観賞した。最初のグループは、校内や部活動を紹介する動画を発表した。ドローンを活用してグラウンドの広さをPRしたり、弓道部の活動内容などを紹介したりして学校生活を表現した。別のグループは、地域の魅力をまとめた動画をにぎやかな雰囲気に仕上げた。佐久間ダムや佐久間町に隣接する愛知県東栄町の入浴施設「とうえい温泉 花まつりの湯」など観光スポットを中心に取り上げた。
 ラックの担当者は「デジタルネーティブの感覚を生かした動画ができている。素晴らしかった」と褒めていた。動画は同校のホームページやインスタグラム、動画投稿アプリ「ユーチューブ」で3月初旬までに公開する予定。

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