清水港周辺の開発説明 まちづくりセミナー 景観向上貢献の表彰も

 昨年度計画策定30周年を迎え、「30周年+ONE(ワン)事業 清水景観みなとまちづくり」を進める清水港・みなと色彩計画推進協議会(東恵子会長)はこのほど、静岡市役所清水庁舎で本年度の「清水景観まちづくりセミナー」と感謝状授与式を行った。

清水港の景観づくりに協力し感謝状を授与された地元企業関係者ら=静岡市役所清水庁舎
清水港の景観づくりに協力し感謝状を授与された地元企業関係者ら=静岡市役所清水庁舎

 協議会は地域の企業などと協力し、日本三大美港とされる清水港の魅力アップのため富士山と港湾景観の調和を目指して活動してきた。都市景観大賞(景観まちづくり活動・教育部門)を受賞するなど各方面から評価されている。
 セミナーでは、市役所の担当者が海洋文化施設などの公共整備状況について説明したり、ドリームプラザの担当者が新館の建設について話した。港周辺の事業者だけではなく、市民と一体となった活動を展開していくことを期待する声も出て、協議会関係者は「市民にも関心を持ってもらい、まちづくりにつなげたい」と述べた。
 表彰式では功績のあった60企業・団体が感謝状の贈呈対象に選ばれ、出席した企業関係者らには東会長が直接授与。記念撮影も行い、活動へのさらなる協力を確認した。

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