SNSで浜松の食発信 静岡文化芸術大生のサークル「どうまいら!」 市長に活動報告

 浜松市の飲食店情報をSNS(交流サイト)で発信する静岡文化芸術大(同市中区)の学生サークル「どうまいら!浜松!」が17日、市役所で鈴木康友市長に活動報告した。

SNSでの情報発信の様子を紹介するサークルのメンバー=浜松市役所
SNSでの情報発信の様子を紹介するサークルのメンバー=浜松市役所


 昨年3月に現2年生の仲間が結成し、現在メンバーは18人。地元食材を扱う市内の飲食店を取材し、30秒ほどの動画に編集してインスタグラムとツイッターで発信している。これまで約70店舗を紹介し、再生回数が7千回を超えた動画もある。
 感染症の影響で外食が難しいさなかに入学した同市出身の広浜波貴さん(20)が、「浜松の魅力を市外から来た人に伝えたい」との思いから友人を誘って活動を始めた。いずれも2年の岩崎碧さん、小野藍莉さん、坂東侑芽さん、東奈都美さんと一緒に鈴木市長と懇談し、「素晴らしい食文化を知ってもらうため学生の発信力を発揮したい」と話した。
 市内のクリエーターチーム「浜松LAB.」の深瀬泰宏さんも同席し、大河ドラマ関連の観光客に市内飲食店で豪華な昼食を楽しんでもらう「浜松ランチケーション計画」に学生たちと取り組む構想を説明した。

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