郷土の歴史や自慢、教えて 「徳川家」「白虎隊」学び共有 伝馬町小と会津若松の児童 オンラインで交流

 静岡市葵区の伝馬町小は16日、福島県会津若松市の鶴城(かくじょう)小とオンラインで交流した。6年生62人が参加し、授業で学んだ静岡市の歴史などについて発表した。

本県と徳川家の歴史をオンラインで説明する伝馬町小の児童=静岡市葵区
本県と徳川家の歴史をオンラインで説明する伝馬町小の児童=静岡市葵区

 昨年7月に静岡と会津若松の両商工会議所が経済・教育分野の交流拡大を目的に協定を締結したのがきっかけ。児童は、大河ドラマの放送にあわせ盛り上がる本県と徳川家の歴史を説明し、プラモデルなど地域の産品を自慢した。鶴城小児童からは、白虎隊や日本酒などが紹介された。
 伝馬町小の石川璃愛さん(11)は「会津で起き上がり小法師が有名なことなどを知れて勉強になった」と話した。静岡商工会議所の酒井公夫名誉会頭は児童に「地域の歴史をよく調べた発表だった。今後も積極的に発信と交流を続けてほしい」と賛辞を贈った。

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