佐鳴湖をもっときれいに ごみ問題解決、魅力発信を 浜松・佐鳴台中1年生が発表
浜松市中区の佐鳴台中は17日、佐鳴湖に関する課題を探る探求学習の成果発表会を同校で開いた。総合的な学習の一環。1年生約90人が、ごみ問題や魅力発信といった各自のテーマで課題解決に向けた提案などを行った。
生徒たちは、昨年の8月末から調査を進めてきた。市の担当職員や環境保護に取り組む地元有志団体から講話を受けたり、フィールドワークを行ったりして理解を深めた。
発表会では湖の現状などの調査結果を示した上で、ごみ問題の解決や観光客誘致策として、「ごみ箱の設置数を増やすべき」「メディアで取り上げてもらう」などと、意見を出し合った。
中川歩美さん(13)は「自然が豊かな湖の魅力を知ることができた。きれいな湖になるように、今後はごみ拾いなどに積極的に参加したい」と話した。