「豊かな食が魅力」 富士宮で移住者パネル討論
富士宮市職員有志と中小企業経営者らによる意見交換会「未来創造塾」がこのほど市役所で開かれた。20回目となる今回のテーマは「グレートレジデントから学ぶ富士宮の魅力とこの街で生きていく意味」。移住者4人を招いたパネル討論などを通じて富士宮の未来について語り合った。
登壇した移住者は高木宏昭さん(七富チーズ工房)、後藤香緒里さん(ハハラッチライター)、中村史織さん(移住&住まいアドバイザー)、篠原健史郎さん(洋菓子店モンサンフジ)。富士宮に暮らして感じたまちの魅力や思いをそれぞれ語り、豊かな食資源に触れる声が目立った。
意見交換会には約50人が参加し、移住者を交えたグループワークも行った。参加者からは「商いの条件に恵まれている」「自然が豊かで人が温かく住みやすい土地」などとまちの魅力を再確認する声のほか、求人情報の市外への発信、空き家に関するマッチングの仕組みなどの必要性を語る意見が上がった。