「葵の御紋」掲げて運航 駿河湾フェリー 家康ゆかりの海道PR

 清水―土肥港間を結ぶ駿河湾フェリーは大河ドラマ「どうする家康」の放送に合わせ、江戸幕府将軍徳川家の家紋「葵の御紋」の旗を掲げて運航している。土肥金山(伊豆市)で採掘された金塊を駿府(静岡市)で暮らす徳川家康に届けるために、江戸時代に駿河湾で運航された荷船「千石船」をイメージした。

「葵の御紋」の旗を掲げて運航する駿河湾フェリー=静岡市清水区
「葵の御紋」の旗を掲げて運航する駿河湾フェリー=静岡市清水区

 旗は縦1・2メートル、横1・8メートルの大きさで、色違いの2種類を作成した。運航する一般社団法人ふじさん駿河湾フェリーの担当者は「家康ゆかりの海道を広く知ってほしい」と話した。旗の掲揚は当面続けるという。
 フェリーではこのほか、葵の御紋を印刷した御船印を25日から船内で販売する。2種類あり、1枚300円。

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