富士山の日晴れ晴れ 山麓から世界平和の願い 富士宮・人穴 キッズゲルニカ26枚

 富士宮市立人穴小関係者らでつくるキッズゲルニカ人穴実行委員会は23日、児童や保護者、地域住民で制作したキッズゲルニカ作品を、国内外で制作された他25枚とともに同市人穴の草原に並べた。ロシアのウクライナ侵攻から1年を迎えるのを前に、富士山の日に富士山麓から世界の平和を願った。

作品の前で手を広げる人穴小児童ら=富士宮市人穴
作品の前で手を広げる人穴小児童ら=富士宮市人穴

 児童の発案で制作が始まった。各地で制作に関わる市内在住渡辺実さんの協力で、ウクライナやガザ、ゲルニカ、上海、福島、長崎、広島など国内外の子どもたちが手がけた作品を一堂に集めた。会場には児童や保護者、地元住民、他地域の関係者らが集まり記念撮影をしたり、平和への願いごとをボードに記したりした。
 実行委の村沢宏樹委員長は「富士山の日に作品を通じて、平和を考えるきっかけになれば」と語った。場所は同市人穴の荻平公民館隣接地。3月5日まで展示を続ける予定。

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