焼津市「恩」泉キャンペーン 入浴剤で家族に感謝伝える 小中生に配布、パッケージにメッセージ記入

 焼津市は22日、焼津温泉の魅力を発信する「焼津『恩』泉キャンペーン」を実施した。第1弾として同温泉の成分構成を基にした入浴剤「やいづの湯」のオリジナルパッケージを作成。市内小学6年生と中学3年生に配布した。

入浴剤のパッケージに書き込んだ内容を披露し合う児童たち=焼津市栄町の焼津東小
入浴剤のパッケージに書き込んだ内容を披露し合う児童たち=焼津市栄町の焼津東小


 オリジナルパッケージは、「感謝を伝える『焼津恩泉』」と書かれていて、上部にメッセージを自由に書き込むことができる欄を設けている。
 焼津東小(同市栄町)の6年生のクラスでは、児童たちがパッケージのメッセージ欄に家族への感謝の思いを記入した。「ご飯作ってくれてありがとう」「洗濯いつもしてくれてありがとう」などと書き込んだ後、友だち同士で内容を披露し合った。両親への感謝の気持ちをしたためた中西香楓さん(12)は「普段の疲れを温泉で癒やしてほしい」と思いを語った。
 「やいづの湯」オリジナルパッケージは3月1日から市観光協会(同市栄町)で販売する予定。

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