ふるさと貢献賞 地域への支援たたえ 16団体・個人を表彰

 公益財団法人静岡新聞・静岡放送文化福祉事業団と静岡新聞社・静岡放送は25日、地域のために献身的な活動を続ける個人・団体を顕彰する「第12回ふるさと貢献賞」の表彰式を、静岡市駿河区登呂の静岡 新聞放送会館で行った。

県教育委員会の池上重弘教育長からふるさと貢献賞の表彰を受ける静岡市立清水第五中学校の生徒=25日午後、静岡市駿河区の静岡 新聞放送会館
県教育委員会の池上重弘教育長からふるさと貢献賞の表彰を受ける静岡市立清水第五中学校の生徒=25日午後、静岡市駿河区の静岡 新聞放送会館

 表彰対象は浜松市立伊目小児童会など「学校の部」6団体、「団体・企業の部」7団体、「個人の部」3人。長年にわたる地域の環境整備や魅力発信に向けた活動が評価された。
 表彰式では、池上重弘県教育長と横山秀雄静岡新聞社取締役が表彰状と記念トロフィーを贈呈。横山取締役は「地域のことを考え、伝統を次世代に継承する熱い活動がさらに大きな輪になるよう、ますますの活躍を期待したい」とあいさつした。受賞者を代表し、地元の羽衣伝説を題材にした能楽を学んで文化発信に取り組む静岡市立清水五中3年の伊藤花笑さんと北島総司朗さんが「活動を通じて多くの人に地域の伝統芸能を知ってもらえた。今後も後輩に大切につないでいきたい」と語った。
 団体・企業の部で表彰を受けた函南町の音読グループ「つくし」が落語の紙芝居も披露した。

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