卓球熱、フェスで盛り上げ オクシズ拠点「静岡ジェード」誕生を記念 講習会や音楽ステージ

 静岡市北部の中山間地「オクシズ」を拠点に来季、卓球Tリーグに参戦する「静岡ジェード」の誕生を記念したイベント「静岡オクシズ卓球フェスin藁科」が26日、同市葵区の藁科中で開かれた。トップ選手による講習会に音楽ステージと地場産品の販売を組み合わせ、卓球熱の盛り上げと地域活性化を図った。

音楽ステージやマルシェも同時開催し地域活性化を図った
音楽ステージやマルシェも同時開催し地域活性化を図った
トップ選手による卓球講習会。参加者が森薗選手(手前右)に挑戦する企画などで盛り上がった=静岡市立藁科中
トップ選手による卓球講習会。参加者が森薗選手(手前右)に挑戦する企画などで盛り上がった=静岡市立藁科中
音楽ステージやマルシェも同時開催し地域活性化を図った
トップ選手による卓球講習会。参加者が森薗選手(手前右)に挑戦する企画などで盛り上がった=静岡市立藁科中

 講習会は県内外の小学生から一般まで約110人が参加。1月の全日本選手権男子ダブルス優勝の森薗政崇選手(BOBSON)、日本リーグ1部の日野キングフィッシャーズで活躍する船本将志選手が講師を務めた。
 アドバイスを受けた奥川愛菜さん(静岡サレジオ小5年)は「世界で活躍する選手に細かく教えてもらいすごく練習になった」と笑顔を見せた。2人によるエキシビションマッチや参加者の挑戦を受ける企画ではプロの技で会場を沸かせた。
 森薗選手はフェスを主催した卓球事業会社「FPC」の代表を務めていて、「チームができたことで多くの人が卓球に興味をもってくれている。さらに盛り上げられるよう、静岡で強化や普及に携わっていきたい」と話した。静岡ジェードの運営会社「静岡オクシズUU」の河村水稀代表も「講習会は定員以上の申し込みがあった。県内各地へ積極的に広げていければ」と意気込んだ。

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