浜松山里いきいき応援隊 新たな2人 仁田坂さん、高坂さんに委嘱 

 浜松市は1日、中山間地域に住み込んで活性化に協力する「浜松山里いきいき応援隊」の新隊員を仁田坂淳史さん(36)=東京都=と高坂フランチェスコ太陽さん(29)=大阪府=の2人に委嘱した。市役所で奥家章夫市民部長が委嘱書を交付した。

委嘱を受けた仁田坂さん(左)と高坂さん=浜松市役所
委嘱を受けた仁田坂さん(左)と高坂さん=浜松市役所

 仁田坂さんは東京でオンラインがん相談のスタートアップ(新興企業)を経営し、市のファンドサポートを受けて市民向け無料相談の新事業を準備中。天竜区の阿多古川の環境に引かれ、サウナによる誘客を思い立ち、隊員を志した。「サウナ施設を整備して冬の流入人口増加につなげたい」と意欲を語った。
 高坂さんはイタリア居住歴があり、英語を含め3カ国語を話せる。水窪地域で古民家を活用した外国人向けの滞在、リモートワーク施設を開設しようと隊員に応募した。アウトドアにも詳しく、「海外経験を生かして国内外に情報発信していきたい」と力を込めた。
 本年度の市内の隊員は14人となった。

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