しゃぎり挑戦 にぎやか 熱海・初島小中生 三島の伝統芸能学ぶ
熱海市の初島小中学校の児童、生徒らがこのほど、三島市の伝統芸能「しゃぎり」を体験した。子どもたちは軽快なリズムに乗って、にぎやかな祭りの雰囲気を楽しんだ。
三島市の芝町青年会と三嶋緑町しゃぎり会のメンバーが同校を訪れ、児童らに摺り鉦(すりがね)の鳴らし方などを手ほどきした。
しゃぎりの競り合いで披露する「屋台」というおはやしにも挑戦。大きな音に戸惑っていた児童も、軽やかなリズムが刻めるようになると笑顔を見せた。
芝町青年会のメンバーで、しゃぎりフェスティバル実行委員会の福田勝彦代表(50)は「三島の伝統芸能に触れることで、自分の地域の伝統芸能を見つめ直し、魅力を感じてほしい」と話した。