作家と触れ合い、地元舞台の作品鑑賞 小山でマルシェと映画祭

 小山町の町総合文化会館で4日、クラフト市「おやぶんマルシェ」(同館主催)と映画祭「おやまムービーキャンプ」(実行委主催)が同時開催された。来場者は繊細な手芸品を出品した地元作家と親しんだり、町が撮影現場となった映画を鑑賞したりして小山町の魅力を満喫した。

映画の撮影秘話などを語る小沼監督(左)と浅川さん=小山町の町総合文化会館
映画の撮影秘話などを語る小沼監督(左)と浅川さん=小山町の町総合文化会館

 両イベントとも、新型コロナウイルス感染症の影響などで開催は3年ぶり。マルシェでは編み物やアクセサリー、文具など多彩なハンドメード品を販売する15ブースに加え、和菓子、しらす丼など飲食7ブースが出展した。ハンドメードの楽しさを伝えるワークショップなども開かれ、家族連れでにぎわった。
 映画祭では、マージャンに打ち込む女子高生の青春を描いた人気コミックを実写化し、同町がロケ地となった映画「咲-Saki」などを上映。作品の小沼雄一監督と出演俳優の浅川梨奈さんが撮影秘話などを語るゲストトークも繰り広げられた。2人とも同映画の撮影後も数々の撮影で同町を訪れていることを明かし、非常に親近感を抱いていることなどを笑顔で話した。

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