ニジマス熱々「おいしい」 料理提供、稚魚放流、釣り… 富士宮、生産量日本一PR

 富士宮市が生産量日本一を誇るニジマスをPRする「にじます祭」が5日、同市の富士山本宮浅間大社境内の神田川ふれあい広場で5年ぶりに開かれた。ニジマス料理や稚魚放流など多彩な催しを展開した。

ニジマスの塩焼きをほおばる子ども=富士宮市の神田川ふれあい広場
ニジマスの塩焼きをほおばる子ども=富士宮市の神田川ふれあい広場

 会場ではニジマスの塩焼きや唐揚げ、身がふんだんに入った「富士山ちゃんこ」などが振る舞われ、多くの来場者が熱々の料理をほおばった。
 自宅で卵をふ化させる「育て鱒(ます)ター」活動に1カ月間取り組んだ市民は、稚魚を川に放った。貴船小3年の五十嵐陽向君(9)は水槽の水を2日に一度取り換えてふ化の瞬間を見守ったという。「鳥などに食べられないで30センチくらいまで大きくなって」と10匹ほどを送り出した。
 釣り大会も同時に開かれ、大人から子どもまで約50人がそれぞれ釣った中で一番の大物の重さを競った。出場者は2キロ前後の大物を狙って釣り糸を垂らし、釣れると来場者から拍手が送られた。

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