ソフトボール「世界一の投打」伝授 五輪「金」渥美さんら 袋井中学校

 元ソフトボール日本代表で、東京五輪金メダリストの渥美万奈さん(浜松市出身)と北京、東京の2大会で金メダルを獲得した峰幸代さんを招いた袋井中ソフトボール部の講習会が4日、袋井市内で開かれた。1、2年生12人が基礎を学んだ。

守備の実技を披露する渥美さん(中央)=袋井市内
守備の実技を披露する渥美さん(中央)=袋井市内

 2人はキャッチボールのポイントとして、投げる方向につま先を向ける、体重移動を意識、捕球時にグローブを止めることなどを紹介。実践する生徒にアドバイスを送った。守備練習で峰さんは「誰でもミスはする。全員でカバーすることが大切」と語り掛けた。
 渥美さんが打撃と守備の実技を披露し、世界一に貢献した一流のプレーに歓声が上がった。キャプテンの伊藤百星さん(14)は「構え方や打球への入り方など、改めて勉強になった。もっと練習して2人のような選手になりたい」と感激した様子だった。
 地域での競技の盛り上げなどを目的に同部保護者会が企画した。

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