静岡県内の若手医師増狙う 駿河区で合同説明会 26病院がブースでPR
静岡県と県病院協会は5日、静岡県内の病院で研修を行う若手医師の増加に向け、各病院による合同説明会を静岡市駿河区のグランシップで開いた。26病院がブースを構え、医学生らに研修プログラムの特色をアピールした。
これから病院での臨床研修に臨む医学生と専門研修に臨む臨床研修医約130人が県内外から参加した。
県立総合病院のブースは、専門医の人数が充実していることに加え、他病院と連携することで自由度の高いカリキュラムを用意していると説明。医学生らが熱心に聞き入った。
県の医学修学研修資金を利用している医学生と、本県の地域医療の魅力を発信する「ふじのくに次世代医師リクルーター」の意見交換会も行った。医学生は先輩医師から、今後の県内でのキャリア形成についてアドバイスを受けた。