沼津「防災かるた」制作 「かんがえる さいがいのない 今のうち」 MV東海、地元PRも
マックスバリュ(MV)東海が、サッカーJ3アスルクラロ沼津と一般社団法人スマートサプライビジョンの協力を得て、防災知識の啓発と沼津のPRを兼ねた「防災かるた」を制作した。
J3沼津と同法人が9月、地元向けに行った防災イベントに、同社が防災かるたづくりブースを出展したことがきっかけ。参加した子どもたちや選手、スタッフらが作った「かんがえる さいがいのない 今のうち」「いざに備えて確認しよう緊急避難場所」などの標語を、沼津市内9店舗のMV従業員がかるたにまとめた。かるたの札には、標語と沼津の地域資源を集めた「ぬまづの宝百選」の写真を載せた。
6日、関係者らが市役所を訪れ頼重秀一市長に完成を報告した。沼津南店の増子智江副店長は「地元を改めて考えるきっかけになった。幼いお客さまにも発信できれば」と話した。頼重市長は「市民レベルの活動は大変助かる」と感謝した。
かるたは同店で一部掲出しているほか、防災や市のPRに活用する。