静岡農高「造園」最高賞 コンクール多数出品 デザイン高評価

 造園デザインと製図技術の向上を図る「全国造園デザインコンクール」(日本造園建設業協会主催)で、静岡農業高(静岡市葵区)が最高賞の文部科学大臣賞に輝いた。同校の受賞は1992年度以来30年ぶり3回目。

受賞作品とともに表彰を受ける生徒=静岡市葵区の静岡農業高
受賞作品とともに表彰を受ける生徒=静岡市葵区の静岡農業高

 8日に同校で行われた表彰式で、同協会の内山晴芳県支部長が代表生徒に賞状を贈った。内山支部長は「毎年コンクールに多数出品する姿勢と作品レベルの高さが評価された」と受賞理由を話した。
 同コンクールは、一般、大学、高校が応募対象。庭園や公園など5部門に、全国から376作品が応募された。同校は33作品を出品し、4作品が入賞、佳作に選ばれた。音楽をテーマに商業施設の休憩場をデザインした3年の松永海咲さんは「日頃の取り組みが評価されうれしい」と喜んだ。
 同コンクールではこのほかに、科学技術高(同区)3年の宮崎朔弥さんが、街区公園部門で全国高校造園教育研究協議会会長賞を受賞した。

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