焼津恩泉で浮かべる「感謝の言葉」 キャンペーン第2弾 水で文字現れるレター配布

 焼津市は9日から、水に浮かべると文字が現れるウオーターレターを市内の焼津温泉供給施設でプレゼントする。焼津温泉の魅力を発信する「焼津『恩』泉キャンペーン」の第2弾として企画。市観光交流課では普段言えない感謝の思いをウオーターレターで伝えることで、関係性が深まり「温泉利用のきっかけになれば」と狙いを示す。

水に浮かべると文字が現れるウオーターレター
水に浮かべると文字が現れるウオーターレター

 下部に「焼津恩泉」と記された台紙にメッセージを油性ペンで書き込み、その上にシールを貼る。シール部分を水でぬらすと、隠していた文字が浮かんでくる仕掛けになっている。
 配布するのは、元湯なかむら館、エキチカ温泉・くろしお、サンライフ焼津の3施設。2人以上の利用者グループの希望者に贈呈する。各施設600枚用意している。そのほか、焼津温泉利用の宿泊施設でも宿泊者にプレゼントするという。
 昨年9月開催の「大学生観光まちづくりコンテスト2022」でグランプリを受賞した明治大のゼミ生が考案したプランを基に企画した。
 市観光交流課の担当者は「キャンペーンを通じて、感謝を伝える方法の一つに『温泉に入る』となるようにして、利用促進につなげたい」と語った。

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