国籍や障害越えサッカー交流会 磐田で試合や体験、多彩な催し

 国籍の違いや障害の有無を越えてサッカーで交流する「ダイバーシティ・サッカー交流会 磐田市長杯」が11日、同市南平松の竜洋スポーツ公園で開かれた。多国籍の10チームによる試合や、障害者サッカーの体験など多彩な催しが繰り広げられた。

アンプティサッカーの体験を楽しむ来場者=磐田市南平松の竜洋スポーツ公園
アンプティサッカーの体験を楽しむ来場者=磐田市南平松の竜洋スポーツ公園


 多様性を尊重する地域社会の実現に向け、市や多文化共生に取り組む団体などが主催した。外国人学校や日本語教室、留学生を加えた大学チームなどによるサッカーマッチは、8人制でリーグ戦や優勝決定戦などを行った。ブラジルやペルー、ベトナム、日本などさまざまな国籍を持つ人がプレーを楽しんだ。草地博昭市長も飛び入り参加した。
 上肢、下肢を切断した人がプレーするアンプティサッカーの体験では、静岡市のガネーシャ静岡の選手が来場者に松葉づえを使ったボールの蹴り方などを手ほどきした。会場には、南米やインドなどのグルメを販売するキッチンカーやブースも並んだ。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞