原発被害の子ども支援を 静岡駅で有志が募金 東日本大震災12年

 東京電力福島第1原発の事故で影響を受ける福島県の子どもたちを支援しようと、市民有志団体「311を忘れないin静岡」のメンバーが11日、JR静岡駅北口の地下道で街頭募金活動を行った。

福島の子どもたちを支援しようと行われた募金活動=JR静岡駅北口の地下道
福島の子どもたちを支援しようと行われた募金活動=JR静岡駅北口の地下道

 気持ちが暗くなりがちな原発事故の話題でも沈まず前を向いてほしい―との願いを込め、同団体の小笠原学代表(48)がピエロの衣装を着て寄付を呼びかけると、多くの通行人が足を止めて協力した。小笠原代表は「風化させてはいけない。静岡市から何かしたいと思って集まった」と語った。
 集まった募金は原発事故の避難者を支援する3団体に寄付する予定。

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