⚽J3アスルクラロ沼津 ホーム開幕戦飾る ゴン中山監督初勝利

 J3リーグは12日、7試合を行い、ホーム初戦となった沼津は富山に2-1で競り勝って初勝利を挙げた。J3初参戦のFC大阪も宮崎を1-0で破って1勝目を挙げ、松本は岐阜と引き分けた。

沼津―富山 後半31分、沼津の菅井(18)がゴールを決める=愛鷹広域公園多目的競技場(東部総局・山川侑哉)
沼津―富山 後半31分、沼津の菅井(18)がゴールを決める=愛鷹広域公園多目的競技場(東部総局・山川侑哉)
沼津―富山前半終了間際、PKを決め喜ぶ沼津の持井(右)=愛鷹広域公園多目的競技場(東部総局・山川侑哉)
沼津―富山前半終了間際、PKを決め喜ぶ沼津の持井(右)=愛鷹広域公園多目的競技場(東部総局・山川侑哉)
沼津―富山 後半31分、沼津の菅井(18)がゴールを決める=愛鷹広域公園多目的競技場(東部総局・山川侑哉)
沼津―富山前半終了間際、PKを決め喜ぶ沼津の持井(右)=愛鷹広域公園多目的競技場(東部総局・山川侑哉)

「超攻守一体」2得点
 沼津はボールを保持して試合を優位に進め、富山に2-1で勝利した。中山新監督の指揮のもと挙げたリーグ戦初白星。試合終了後、全員で肩を組み、喜びを爆発させた。指揮官は「勝利を勝ち取れたのが全て。試合中ずっとどきどきしていた。選手が最後まで踏ん張ってくれて頼もしさを感じた」と語った。
 前節と先発を変えずに臨んだホーム開幕戦。堅い守りに阻まれる中、前半終了間際に相手ファウルで得たPKを、新加入のMF持井が右足で冷静に決めた。「前半のうちに1点取れたのはすごく大きかった」と振り返った。
 後半の立ち上がりは相手ペースに流されたものの、後半31分に決定機が訪れた。ペナルティーエリア外からMF鈴木が放ったシュートはGKにはじかれたものの、すかさずMF菅井がゴール前に駆け込んで追加点。好機を見逃さなかったボランチは「こぼれることを信じて走った。いいところに転んできて良かった」。その後、相手の反撃を1点に抑え逃げ切った。
 ポジションに限らずゴールを狙い、指揮官が掲げる「超攻守一体」を体現。中山監督は「細部にこだわり、勝利を追求する」とかぶとの緒を締める。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞