磐田「ふるさと劇団」はつらつ 4期生、迫真の演技で観客魅了

 磐田市上新屋のアミューズ豊田を拠点にする市民劇団「アミューズふるさと劇団」は12日、4期生の成果発表会を同館で開いた。新型コロナ禍で公演中止が続き、3年ぶりの開催。中学生から70代までの劇団員らが、迫真の演技で観客約60人を作品の世界に引き込んだ。

迫真の演技で観客を魅了した成果発表会=磐田市上新屋のアミューズ豊田
迫真の演技で観客を魅了した成果発表会=磐田市上新屋のアミューズ豊田


 宮沢賢治の童話「どんぐりと山猫」「よだかの星」をベースにした舞台を披露した。さまざまな動物を声や表情、身体を使って表現し、個性的なパフォーマンスを繰り広げた。
 4期生6人は昨年9月中旬から月3回程度、劇団たんぽぽ(浜松市)のメンバーの指導を受けながらレッスンに励んできた。公演を終えて劇団員は「大好きなお芝居ができて良かった」「お客さんの前で演技できてうれしい」など、喜びの言葉を口にした。
 同劇団はアミューズ豊田の指定管理者「市元気と笑顔づくりパートナーズ」が、施設の有効活用と文化振興を目的に立ち上げた。現在、5期生の劇団員も募集している。
 問い合わせはアミューズ豊田<電0538(36)3211>へ。
 (磐田支局・崎山美穂)

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