「駿府寺子屋」楽しく歴史学べる場に 4月開講、大学生講師が意気込み

 徳川時代の歴史的意義を研究、発信する「徳川みらい学会」と静岡市歴史博物館が4月に開講する子ども向け講座「駿府寺子屋」で講師を務める大学生らが11日、講座内容に関する打ち合わせを静岡市葵区の同博物館で行った。同館の学芸員らも加わり、小学生に駿府の歴史を分かりやすく伝える方法などを話し合った。

「駿府寺子屋」の講座内容を議論する大学生ら=静岡市葵区の静岡市歴史博物館
「駿府寺子屋」の講座内容を議論する大学生ら=静岡市葵区の静岡市歴史博物館

 講師は静岡大人文社会科学部で日本史を専攻する新3・4年生計7人が担当する。3年の木村啓人さんは「博物館内の坂を使い『リアルすごろく』ができないか」などと斬新なアイデアを提案。同学年の藤木彩加里さんは「楽しく歴史を学べる場にしたい」と意気込んだ。
 同講座では、市内の小学4~6年生が江戸時代の駿府の様子を全6回にわたり学習する。申し込み、問い合わせは徳川みらい学会<電054(284)9660>へ。

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