“佐久間中弁当”地域の食卓へ 1年生考案4種 地元店調理 食堂「いどばた」で販売

 浜松市天竜区佐久間町の佐久間中の生徒がメニューを考案した弁当が15日、同町の日本料理店「割烹(かっぽう)旅館おかめ」の駐車場で販売された。17日はNPOが運営する食堂「いどばた」で販売する。

佐久間中の1年生が考案した弁当を購入する地元住民(右)=浜松市天竜区佐久間町
佐久間中の1年生が考案した弁当を購入する地元住民(右)=浜松市天竜区佐久間町

 弁当のメニューは、家庭科の授業を活用して1年生4人がそれぞれ考えた。2日間に分けて2種類ずつ販売する。15日は、向山桔平さん考案の豚カツを塩で味わう弁当と遠藤蒼依さん考案のちくわ天に色とりどりの野菜を添えた弁当が並んだ。
 販売会場では、多くの地元客が訪れ、弁当を笑顔で受け取っていた。弁当は2種類合わせて85食分が売れた。弁当の調理を担当したおかめの坂根寿美さんは「原価や栄養面について苦労する点もあったがいい取り組みだと思う」と話した。

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