若者視点で課題解決へ 焼津 19日まで「サトヤマカイギ」

 学生や事業主、地域住民といった若者が地域課題解決に向けたアイデアを出し合う「焼津サトヤマカイギ」(焼津市主催)が17日、同市内で始まった。参加者は19日までの3日間、グループでの討議や市内のフィールドワークなどを通じて、与えられたテーマについての解決案を練り上げる。

県内外からの参加者が集まった「焼津サトヤマカイギ」=焼津市中港の焼津PORTERS
県内外からの参加者が集まった「焼津サトヤマカイギ」=焼津市中港の焼津PORTERS

 高校生や大学生をはじめ、県内外の事業者など約40人が参加。「市内のコワーキングスペースの利便性向上」「企業版ふるさと納税を活用した魅力的な事業組成」の二つのテーマについて、若者らしい視点で解決策を考えていく。
 初日に焼津PORTERS(同市中港)で行われたイベントでは市商工課の鈴木展明さんが市内の課題や現状を説明したほか、いちまるの本多真常務らが焼津の魅力について語った。その後、参加者一人一人が自己紹介し、焼津の印象やサトヤマカイギに参加した理由を述べた。

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