インドを訪問 子どもと交流 静岡聖光学院高 ラグビー部員 海外協力隊活動に参加

 4~10日にインドを訪れた静岡聖光学院高(静岡市駿河区)のラグビー部員が17日、同志社大ラグビー部員でつくる国際協力機構(JICA)海外協力隊の活動に参加した体験を同校で振り返った。

インドでラグビーを通じ交流した静岡聖光学院高の生徒ら(提供写真)
インドでラグビーを通じ交流した静岡聖光学院高の生徒ら(提供写真)


 活動に参加した生徒は1年生5人と2年生2人の希望者計7人。同大ラグビー部員が活動する現地の部族学校などで、子どもたちにラグビーの練習を一緒に指導し、交流を図った。同協力隊の活動に高校生が参加するのは異例という。
 生徒は、英語やヒンディー語の単語を駆使してコミュニケーションを図った。子どもたちに競い合わせたり、シンプルな指示を心がけたりしたという。
 社会貢献に関心があり参加したラグビー部主将の藤田武蔵さん(2年)は「うまく指導できない時も子どもたちが教えやすい雰囲気をつくってくれた。ラグビーの楽しさを教えに行くつもりが逆に教えられた」と語った。今回の経験を踏まえ、「ラグビーを始めたころのような情熱で、花園(全国大会)ベスト8という目標に向かって全員で頑張りたい」と意気込みを示した。
 (社会部・大村花)

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