国際交流「雰囲気が大切」 日韓4県道参加学生 副知事に成果報告

 静岡県立大ファシリテーション同好会のメンバーが17日、日韓4県道(静岡、山梨両県と韓国の忠清南道、忠清北道)の大学生で実施したオンライン交流会の成果を県庁で出野勉副知事に報告した。

日韓4県道での交流会を振り返る同好会メンバー=県庁
日韓4県道での交流会を振り返る同好会メンバー=県庁

 4県道にとって初めての交流事業で、2月18、19の両日に県立大草薙キャンパス(静岡市駿河区)を拠点に実施した。静岡、山梨両県の大学生が韓国の大学生とオンラインでつながり、ボランティア活動など事例発表や意見交換を行った。
 県庁には、同好会の白土優羽さん(国際関係学部2年)、岡野結月さん(食品栄養科学部2年)、浅田琳さん(経営情報学部2年)が訪れ、交流会の様子を振り返るとともに、企画で工夫した点や狙いなどを説明した。
 今後の相互理解に向け、白土さんは「異なる国との交流では真面目に話すことも必要だけど、仲良くなる雰囲気づくりが大切と気付いた。深い話もしやすくなる」と語った。
 (社会部・吉田史弥)

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