2月搭乗2万3671人 静岡空港 16カ月連続、前年比増

 静岡県と富士山静岡空港株式会社(牧之原市)がこのほど発表した2023年2月の空港利用状況によると、搭乗者数は前年同月比152・8%増の2万3671人で、21年11月から16カ月連続で前年同月を上回った。
 「全国旅行支援」が国内旅行での利用を後押しした。国内線の搭乗率は32・6ポイント上昇の65・2%。搭乗率を路線別にみると、FDA新千歳線が87・6%(3902人)、鹿児島線68・1%(2929人)、出雲線66・0%(2813人)などだった。
 新型コロナウイルス禍で20年3月から全便欠航が続いていた国際線の定期便は、26日にソウル線で運航を再開する。国際線チャーター便は2月25日に再開した。
 県空港振興課は「国際線の本格的な再開直後から需要の取り込みを図りたい」と関係機関と協力して広報に力を入れる。

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