熱戦 静岡県版防災かるた 裾野で初の東部大会

 市民団体「しぞ~か防災かるた委員会」(静岡市)とNPO法人みらい建設部(裾野市)は21日、県内の名所と防災の知識を組み合わせた「しぞ~か防災かるた」の東部大会を同市生涯学習センターで初開催した。県東部の親子ら30人が熱戦を繰り広げた。

県版のしぞ~か防災かるたで激戦を繰り広げた子どもたち=裾野市の生涯学習センター
県版のしぞ~か防災かるたで激戦を繰り広げた子どもたち=裾野市の生涯学習センター

 大会では、同委員会が2月に県内各地の名所などを盛り込んで制作した全県版の防災かるたを用いた。読み札は上の句に県内全市町の風土や歴史の知識が、下の句に防災への心得が詠まれている。
 参加者は3人1組に分かれ、白熱した戦いを展開。優勝チームには、かるたのほか、取り札の絵を手がけたイラストレーター高山みほさんによる似顔絵が贈られた。参加した裾野市立西小6年の宮坂歩隆君は「一人で練習したときより緊張感があった。知らない場所や知識が身に付くのがいい」と話した。
 大会は普及を目的に2月、静岡市内で初開催した。西部、伊豆地区でも開催する予定。

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