ストリートシアター 原点から発信 静岡で5月「ストレンジシード」

 静岡市街地を舞台に、さまざまなアーティストがライブパフォーマンスを繰り広げる「ストレンジシード静岡2023」(ふじのくに野外芸術フェスタ実行委員会主催)が5月4~6日、開かれる。

韓国の「クリエイティヴ・ダンディ」による空中パフォーマンス
韓国の「クリエイティヴ・ダンディ」による空中パフォーマンス

 2016年に始まった観覧無料のイベント。アーティストがその日の天候さえも演出に取り入れてパフォーマンスする。8年目となる今回のテーマは「ストリートシアターってなんだ?」。フェスティバルディレクターのウォーリー木下は「市民が何を感じ、何を得るのか。原点に立ち返り、社会実験のような気持ちで臨みたい」と意気込む。国内外12組が、駿府城公園と市役所静岡庁舎、人宿町・毎日江崎ビルの3エリアに“出没”する。
 核となるプログラムは、ウォーリー木下演出の「χορός/コロス」と韓国の「クリエイティヴ・ダンディ」による空中パフォーマンス。ダンサー辻本知彦と俳優森山未来が立ち上げたユニット「きゅうかくうしお」や絵本作家としても活躍する「tupera tupera(ツペラツペラ)」なども参加する。
 イベントサポートスタッフ「わたげ隊」を4月10日まで募集している。イベントとスタッフ募集の詳細は公式サイト<http://www.strangeseed.info>へ。
 (教育文化部・鈴木明芽)

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