記者コラム「清流」 観光は「体験型」へ

 今年の観光のトレンドについて、美しい伊豆創造センターの植松和男専務理事(64)に取材した。飲食よりも体験型のコンテンツがトレンドといい、興味を持った。
 伊豆の国市の狩野川堤防で開かれた「城山さくらまつり」では、上空にパラグライダーが見えた。会場はかわまちづくり公園付近で、自転車を楽しむ人も多かった。沼津市内などを巡った「富士山の日ウオーク」(ぬまづ観光ボランティアガイド主催)では、東京から足を運ぶ参加者も。マスク着用のルールも緩和され、新たなトレンドとして定着していくと感じた。
 植松専務理事によると、伊豆半島への観光客数はコロナ禍前の約7~8割に戻ってきたという。アクティビティを体験した楽しさと魅力を紙面で発信したい。
(大仁支局・小西龍也)

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