「エスピーひろば」ARで業務体験 静岡県警、4月新装

 静岡県警は4月3日から、県警本部1階の広報センター(愛称エスピーひろば)をリニューアルオープンする。タブレット端末を使った拡張現実(AR)体験を導入し、映像やゲームを通じて警察の活動を紹介する。

タブレット端末でAR映像を見ながら警察業務を体験する児童=県警本部
タブレット端末でAR映像を見ながら警察業務を体験する児童=県警本部

 110番や無線のやりとりをタブレット端末でAR映像を見ながら体験できる。犯人の似顔絵作成や指紋と足跡の探索などの体験ゲームも楽しめる。
 24日に内覧会を開き、静岡市内の児童が楽しみながら警察の業務に触れた。長田南小4年の竹下あおいさん(10)は「普段は体験できないことばかりだった。警察は安全を守るための仕事だと感じた」と話した。
 同センターは1997年にオープンし、リニューアルは2006年以来2度目。見学は3週間前までの予約制で、当面は10~30人の団体のみ受け付ける。県警の坪内大輔広報課長は「日常では目にしない活動内容を見て警察の仕事を理解してほしい」と期待した。

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