祭礼と造営焦点に 浅間神社企画展開幕 静岡市歴史博物館

 静岡市歴史博物館(同市葵区)の企画展「駿府の華 静岡浅間神社」が25日に開幕するのを前に、報道関係者向けの内覧会が24日、同博物館で開かれた。

廿日会祭の絵図を説明する青木学芸員=静岡市葵区の静岡市歴史博物館
廿日会祭の絵図を説明する青木学芸員=静岡市葵区の静岡市歴史博物館

 同企画展は、静岡浅間神社の「祭礼」と「造営」に焦点を当て、同神社の所蔵資料を中心に約40点が展示される。同神社で毎年4月に行われる「廿日会(はつかえ)祭」の踟(ねり)や勇壮な流鏑馬(やぶさめ)を描いた絵図、社殿を修復する経緯が分かる図などが3章にわたり並んでいる。
 青木祐一学芸員(50)は「資料を通して、浅間神社と駿府の町人との歴史的なつながりを感じてほしい」と見どころを紹介した。
 企画展は5月7日まで開催され、会期中にはトークイベントなども予定されている。

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