商品の魅力、どう発信 外国人学校生が職業体験 浜松

 浜松市西区の外国人学校「ムンド・デ・アレグリア学校」の高校1、2年生が24日、中区の掃除用品メーカー「アズマ工業」で職業体験に臨んだ。交流サイト(SNS)を活用して商品の魅力を発信する仕事を学んだ。

掃除用品の魅力を伝える写真の構図を考える生徒ら=浜松市中区のアズマ工業
掃除用品の魅力を伝える写真の構図を考える生徒ら=浜松市中区のアズマ工業

 同社には生徒3人が訪れ、フロアモップとほこり取りの製品の特徴を学んだ後、SNSに投稿する写真の構図を紙に描いた。担当者から「商品の一番の魅力が伝わる写真を」と助言を受け、角度を調整したり、高所や隙間を掃除したりできる商品の利点が伝わる構図を考えた。実際に写真も撮影した。
 浜松東ロータリークラブの奉仕事業の一環。生徒約20人が4月までに、地元企業9社を訪問する。同クラブ会長でアズマ工業社長の山下智樹さん(48)は「実際に仕事を体験することで、日本の職場への理解を深め、就職活動に役立ててもらいたい」と話した。

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