螺鈿細工「上手にできた」 幼児 蒔絵にも挑戦 静岡市美術館

 静岡市葵区の市美術館で開かれている企画展「東海道の美 駿河への旅」(静岡新聞社・静岡放送など主催)に合わせ25日、同館でアート体験会「しずびチビッこプログラム」が開かれた。2~5歳児8人が螺鈿(らでん)や蒔絵(まきえ)細工に挑戦した。

螺鈿細工に取り組む子ども=静岡市葵区の市美術館
螺鈿細工に取り組む子ども=静岡市葵区の市美術館

 同館の入り口付近に常設されている漆芸作品「東海道五十三次ひとめ図」を参考に、同館職員や連携する保育支援スタッフに指導を受けて制作した。貝殻の内側にある真珠層を薄く加工したシートをはさみで富士山の形に切り取り、丸皿に貼った。さらに、専用ののりを使って思い思いに模様を表現し、金色の粉を上から振りかけて蒔絵を施した。
 両親らと訪れた富士市の来住明橙ちゃん(5)は「波と雲を上手に作れた。全部楽しかった」と喜んでいた。

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