志太中央幹線が一部開通 藤枝市左車工区 周辺道路と接続、渋滞緩和

 志太地域を南北に貫く「志太中央幹線」の藤枝市左車工区区間466メートルが25日開通し、関係者による記念式典が行われた。国道1号バイパスから県道島田岡部線(旧国道1号)へのアクセス向上が図られ、周辺道路の渋滞緩和も期待される。

開通区間を通り初めする関係者たち=藤枝市内
開通区間を通り初めする関係者たち=藤枝市内

 都市計画道路天王町仮宿線交差点から旧国道1号までを暫定2車線で結ぶ。工事着手は2013年度。将来的に4車線化する見通し。国道1号バイパス薮田西インターから旧国道1号までの区間2・6キロが1本の道路で利用可能になった。
 式典には地元関係者ら約50人が参加した。北村正平藤枝市長は「地域の利便性に寄与すると確信している」と道路開通の重要性を強調した。
 志太中央幹線は国道1号バイパス薮田西インター付近からはばたき橋まで11・6キロを結ぶ計画。
 合わせて、開通区間沿いに整備していた左車公園の開園式も行われた。

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