雨の中、桜並木を疾走 浜松・秋葉ダムでマラソン大会

 浜松市天竜区龍山町で26日、秋葉ダム湖畔を走る「秋葉ダムさくらマラソン大会」が開かれた。4年ぶりの開催で、市内外のランナー501人が桜並木のコースを駆け抜けた。

雨が降る中、桜並木の下を走るランナー=浜松市天竜区龍山町
雨が降る中、桜並木の下を走るランナー=浜松市天竜区龍山町

 出場者のエントリーは市内が大半で、遠方は東京都、埼玉、福岡各県などからエントリーがあった。
 コースは約千本の「ソメイヨシノ」が続く10キロ。雨が降る中、ランナーは桜とダムで彩られたコースを軽快なステップで走った。499人が完走し、最高齢ランナーは87歳だった。初出場で完走した同市浜北区の会社員弓場未森さん(19)は「きれいな桜を見ながら走ることができて楽しかった」と達成感に満ちていた。
 会場には、コーヒーや地場産品などを販売する出店が並び、イベントを盛り上げた。
 また、4月9日ごろまで夜間の桜並木をライトアップする「秋葉ダムさくらまつり」を実施している。
 (水窪支局・大沢諒)

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