森町認可保育園が完成 需要高まり 50年ぶり開園へ

 4月1日に開園を迎える認可保育園「プティ森町園」(森町飯田)の落成式が28日、同園で開かれた。太田康雄町長をはじめ町議、地域住民らが出席し、町では約50年ぶりに開園する認可保育園の完成を祝った。

4月1日に開園する「プティ森町園」=森町内
4月1日に開園する「プティ森町園」=森町内

 木造2階建ての546平方メートルで、保護者にも喜ばれるおしゃれな内装に仕上げた。園庭は人工芝を敷き、安全に遊べる環境を整えた。0~5歳の70人の受け入れが可能で、一時保育にも対応。初年度は4歳までの40人程度の入園を予定している。
 運営するのは志太榛原地域を中心に保育園や美容室を展開するペッツ(焼津市)。経営する保育園は6カ所目で、県西部は初めて。式では前川敦代表取締役が「地域の皆さんと園を盛り上げ、明るい地域づくりに貢献したい」とあいさつし、内覧会も行われた。
 町によると、共働き世帯が増えた影響から、町内でも保育希望者が増加傾向という。
 (袋井支局・仲瀬駿介)

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